NHK朝ドラ「らんまん」が終了しました。

「らんまん」は、神木隆之介演じる
槙野万太郎(牧野富太郎がモデル)の話です。

牧野富太郎に関する資料や本などを
紹介します。

繇條書屋

NHK朝ドラ「らんまん」では、
練馬区の大泉にある牧野富太郎の書斎で
標本を整理する宮崎あおいが出てきました。

その書斎にには、
「繇條書屋(ようじょうしょおく)」
と書かれた看板が掲げてありました。

この繇條書屋が
練馬区立牧野記念庭園内に再現されています。

植物図鑑や本草綱目など、
多くの書物が積み重なってありました。

繇條書屋とは
「枝や草が伸び茂る書斎」
の意味です。

まさに、その通りの書斎です。

牧野博士は、「書籍の博覧を要す」と言っていました。

これは、「たくさんの本を読むことが必要だ」という意味です。

また、「本を家とせず、友とすべし」とも述べています。

「本を読んで安心するだけでなく、
間違っていたら正せる友のように、本とつきあうべし」
ということです。

たくさんの本がありましたが、
約4万5000冊の本は、
高知県立牧野植物園に寄贈されました。

ここの記念館には本の一部しかないということに、
ますますびっくりしました。

牧野富太郎と小石川植物園

 

9月27日(水)のNHK朝ドラ「らんまん」では、
万太郎(神木隆之介)が理学博士を授与する場面でした。

その授与されていた場面が撮影されていたのが
小石川植物園の本館前でした。

この植物園は正式には、
「東京大学院理学系研究科附属植物園」といいます。

牧野富太郎は最初東京大学の植物学教室にかよっていました。

その後、植物学教室が小石川植物園に移動になると、
そこで、研究を進めていました。

現在、小石川植物園(都営地下鉄白山駅下車)では、
「牧野富太郎と小石川植物園」
という企画展が11月26日まで開催されています。

牧野富太郎が完成させた
『日本植物図鑑』が小石川植物園で展示されていました。
丁度、「やっこそう」のページを見ることができました。

また、写真上の『植物学雑誌』も展示されていました。

こちらでは、牧野富太郎が世界で有名になった
ムジナモ」の絵を見ることができました。

他にも、『日本植物志図篇』や
『大日本植物志』など見ることができました。

 

ヤマトグサ」の標本と論文も展示されていました。

 

貴重な資料をまとめて見ることができ、うれしかったです。

さて、おみやげセットとして、
東京大学植物園ニュースレターと絵葉書のセットが販売されていました。

ニュースレターは、牧野富太郎特集で、
神木隆之介さんも紹介されています。

さて、園内の牧野富太郎ゆかりの植物が、
咲き誇っていました。

学名の最後に、Makinoと書かれていました。

牧野富太郎ゆかりの植物を探すのも面白いです。

 

スエコザサ

NHK朝ドラ「らんまん」は本日9月29日が最終回でした。

とてもステキな最終回でした。

槙野万太郎(牧野富太郎)が仙台で見つけた
新種のササを妻の名をとり「スエコザサ」と命名し、
図鑑の最後に掲載しました。

そのスエコザサは、写真のように、
牧野記念庭園(西武池袋線大泉駅下車)に
牧野富太郎の像の周りに生い茂っています。
写真右の句碑には、
「家守りし妻の恵みや我が学び 世の中のあらむかぎりやすゑ子笹」
と書かれています。

お二人の関係がよくわかる句になっています。

機会があれば、また、ゆっくりと見てみたいと思います。

 

まとめ

 

牧野記念庭園と小石川植物園に行くことで、
牧野博士の素晴らしさを再認識しました。

実際の本を見ることで、
私もこんな本が出版できるように
なりたいなあと感じました。

これからも牧野博士から
多くのことを学んでいきたいと思います。

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